１．基準

評定平均値：4.1以上　資料提供者自己平均値：4.1

２．試験の種類…提出書類（①入学願書、②調査書、③エッセイ、④学校内外における自己活動歴と自己分析、 ⑤TOEFL、英検、TOEICいずれかの英語の成績、⑥推薦状２通）、面接

《提出書類》
①入学願書
→特に字数の指定のない罫線の入った欄に「入学を強く希望する理由」と、「ＩＣＵで何を勉強したいか、志望学科と関連づけて。また、将来の志望は何か」と、「あなたをＩＣＵの学生として受け入れられることがＩＣＵにとって重要であると思われる理由」を書く
②調査書
③エッセイ→1500字以内。
テーマ：
初対面の人（複数）に、自分の特長を深く、かつ正確に知ってもらおうとする時、あなたは自分の経験を、どのように伝えますか。以下からテーマを一つ選んで書いてください。
・あなたに深い感動を与えた人物との出会い
・あなたの人生の転機となった経験 ・あなたの物の見方、考え方に大きな影響を与えた経験
書いた内容：
学校の授業を通して私が何を考え、どういう考え方を持つようになったかについて書きました。1500字のエッセイでも次の800字のエッセイでも、重要なのは事実を淡々と述べることではなく、自分はどう考えたか、を書くことだと思います。ＩＣＵの大学案内をよく読んで、大学が求める学生像をつかんで、自分の中からそれに近い要素を探し出して、その部分をできる限り拡大して書くことが大切だと思います。
④学校内外における自己活動歴と自己分析→800字以内。
テーマ：
リーダーとしての自分の資質をどう評価するかについて書く
書いた内容：
高２の１年間部長をしていた経験を通して考えるようになった。自分のリーダーとしての資質について書きました。
⑤TOEFL、英検、TOEICいずれかの英語の成績
→２つ以上提出しても良い。英検２級で出す人が多いらしい。自己TOEICは715点。
⑥推薦状２通
→１通は必ず学校の先生。もう一通は親戚以外なら誰でも良し。私は担任の先生と部活の顧問の先生にお願いしました。

３．その他、アドバイス等

ＩＣＵのＡＯは、第一次の書類選考で絞り込み，第二次の面接はよほどのことがない限りは不合格にならないようです。去年のＡＯの合格者に話を聞いたら、去年の第二次選考で落ちたのは、当日会場に来なかった１人だけ、とのことでした。2007年度も、一次で合格した36人全員が二次も合格でした。
絶対にＩＣＵに行きたい、ＩＣＵしか行きたくないと思っていたので、利用できる入試形態は全部利用しようと思い、受験しました。ＩＣＵのＡＯは、評定や英語の成績よりも、1500字、800字の二つのエッセイと願書に書く志望理由書重視です。今まで18年間生きてきて、こんなに考え込んだことはちょっとないかもしれないと思うくらいよく考えて書いた方がいいです。私は、お茶ゼミのスポット授業をとって先生に文章をチェックしていただきました。考えることに疲れて、まあこんなでいいかと思っていい加減に書くとすぐにバレて指摘されるし、逆に自分でもいいこと書けたなと思うところは、ここはすごく良いと言ってくれます。
私の評定は4.1で、これはＩＣＵのＡＯでは出願条件の最低ラインだし、おまけに高２の３学期の数IIの評定は２でした。２がある時点でＡＯは落とされる、と言う学校の先生もいてそれがずっとプレッシャーになっていたけど、そういうもう変えようのない条件は抜きにして、これからの自分のがんばり次第でどうにでもなる範囲の中で最善を尽くすとなんとかなるようです。ＩＣＵに入りたいと思う人は、推薦であれ一般であれ、http://www.bucho- net.com/が参考になると思います。