1.基準
評定平均値:なし、資料提供者自己平均値:3.9
2.試験の種類…
1次:書類審査(提出書類は調査書、志願者調書、自己推薦書、志望理由書等)
2次:論文(当日)、グループ討論、自己プレゼンテーション
《論文》
時間:45分、文字数:制限なし
テーマ:
「東アジアの世界と日本」講義約50分(メモ可、講義後回収)を20行以内で要約し、それに対する自分の意見を展開しなさい。
解答用紙はA3で、行だけ。パワーポイントを使用し、ホワイトボードは使用しなかった。講義後5~10分、聞き取りにくかった所などの質問を行う時間がある。メモの確認も可能だが、質問終了後に回収する。講義のまとめが「日本ではNPOやNGO、学校などの草の根的場所での相互理解が必要」という結論だったので、これに反論する形で論じた。また、テーマが「東アジアの世界と日本」だったので、自分の反論をふまえて、日本はどのような役割を担うべきかについて論じた。
時間が短い上に書く量は多いので相当焦った。余計なことはあまり書かずに要点だけで埋めていくと良いと思う。会場に目立った時計がなかったので、時計は必需品。あっという間の45分なので、最低でも終了5分前には一度ざっと見直して、論述の最後がきちんとまとめられれば良いと思う。
3.その他、アドバイス等
AO入試に興味を持ったら、なるべく早めに調べると良いと思います。けれど、本当に行きたいと思う、学びたいことがはっきりしていないと行き詰まるかと思います。提出する書類も決して楽なものではないので、真剣に考えるなら2ヶ月以上前から着手することをオススメします。講義対策として、オープンキャンパスの模擬講義は有効な手段だと思います。
私は論文の授業を前期から受講していました。夏期講習では推薦論文と難関大論文の2つを取りました。論文は早めに手を付けて損は無いと思います。提出期限が早かったので、推薦論文で書類を仕上げる予定でしたが、終わらなくてギリギリまで手直ししていました。
2次までの一週間は準備に大変だったので、何をテーマにするか、大まかには考えておいても良いと思います。その意味でも、提出書類は大切だと思います。
いずれにせよ、一般入試の勉強も欠かせないので、両立は割と大変でした。
AO入試に全力投球しつつも、過信せずにいることが大切だと思います。
あと、立派な賞や結果が無くても、条件にさえ合えば、そして自分の活動に自信を持っていれば、見てもらえると思うので、自分を見つめ直す良い機会になると思います。