東京外国語大学学校推薦型選抜
東京外国語大 言語文化 言語文化(フィリピン語) 学校推薦型選抜
- 資料提供者自己平均値:4.3
- 提出書類(志望理由書、活動報告書)、論文(当日)、面接
論文
- 設問の内容
- 資料にあるエクソフォン文学についての説明を踏まえた上で、母語圏以外で暮らす人々についてどう考えるか(1000字程度)。
面接
- 時間
- 25分
- 形式
- 個人
- 面接官
- 3人
- 会話
- 日本語
- 内容
- 言語文化学部を選んだ理由は?
- 最近読んだフィリピンに関する本はある?
- 高校で一番頑張ったことは?
- なぜ高校では理系に進んだの?
- 理数部って何? どんなことするの?
- 言語学習を通して学んだことは?
- フィリピン語について調べた?
- セブアノの語について調べた?
- フィリピン語とセブアノ語で「こんにちは」は何と言う?
- なにかフィリピンと日本の文化の違いの問題とかある?
推薦入試の受験動機
チャンスが増えることと、自分が東京外国語大学に入りたいアピールができると思ったので。
受験を決心した時期
高校1年生の秋頃に推薦を受ける決意をしました。
具体的に行った対策
志望理由や活動報告書はお茶ゼミや学校の先生に何度も添削していただきました。小論文対策は、お茶ゼミ√+で第二志望の過去問3回分、東京外国語大学の過去問を2年分学校の先生に添削していただいた程度です。あとは、とにかくたくさん本を読んで知識を入れることに力を入れました。面接対策は、様々な教科の先生方に15回ほど面接練習をしていただきました。
後輩へのアドバイス
絶対に東京外国語大学に入りたい、この言語を学びたいという強い意欲と理由がある人は、推薦選抜を受験することをおすすめします。私のように、一般選抜では、なかなか手に届きそうもなかった人でも、東京外国語大学に入りたいという強い気持ちがあり、自分をアピールできれば、推薦選抜で合格を掴むことができると思います。ただ、推薦選抜を受けるためには、評定平均4.3以上かつ英語資格B2以上が必要となるので、高校1年生の頃から評定を取り、外部英語検定を受ける必要があります。東京外国語大学の推薦選抜は、英検1級の人しか受からないという噂を聞いていましたが、私はIELTS6.0(英検準1級レベル)そして、平均評定値も出願条件ギリギリの4.3でも合格をすることができました。なので、噂に惑わされず、自分を信じて最後まで諦めずに頑張ってください!
東京外国語大 言語文化 言語文化(ベトナム語) 学校推薦型選抜
- 資料提供者自己平均値:4.8
- 出願時の外国語検定スコア:英検1級 2633点/CEFR B2
- 提出書類(志望理由書、活動報告書)、論文(当日)、面接
論文
- 設問の内容
- 食の文化の多様性についての筆者(西江雅之『「食」の課外授業から』)の考えを要約したうえで、それについて、文化という言葉の意味に注意してあなたの考えをまとめよ。合わせて1000字程度。
面接
- 時間
- 25分
- 形式
- 個人
- 面接官
- 3人
- 会話
- 日本語
- 内容
- 言語文化学部の志望理由は?
- ベトナム語を学ぼうと思った特別なきっかけは?
- オンライン修学旅行では何をしたのか?
- 高校で頑張ったことは?
- 授業以外の英語学習について、スピーチコンテストや模擬国連、英語を使った国際交流に参加したことはあるか?
- 何を学んだか?
- 他の言語を学習した経験はあるか?
- 大学でやりたいこと。
- 今やっている国際交流は?
- ベトナム人との個人的な交流はあるか。会ったこと・働いている人を見かけたことはあるか。
- 少し先の話だが、卒業後の計画は?
- コミュニティ通訳とは? 説明してください。
- ベトナム語について知っていること。
- 地域コース・超域コースの仕組みについて知っているか?
- どちらを選ぶのか?
- 声調とは?
- 今までに読んだ本の中で、印象的な本は?
- ベトナム文学以外は?
推薦入試の受験動機
高校1年生の秋に第一志望の大学での学校推薦型選抜を知り、高校2年生でお茶ゼミ√+の冬期・春期講習を受けました。学力試験よりも難しい挑戦かもしれないけれど、将来を本気で考える機会がそれまでにはなかったので、自分の成長のために受けようと決めました。
学校内外での活動等
学内では部活の副部長、学校家庭クラブの活動の一環で作ったグループの副リーダーを務めました。留学や受賞歴などはありません。
具体的に行った対策
対策として、お茶ゼミ√+で高校3年生の4月から難関推薦の講座、5月から小論文の講座を取りました。志望理由書のテーマを決めるのにかなり苦労しました。専門書や論文を読んだり、NPOや一般社団法人にインタビューをしたりして、今解決すべき問題を探し、お茶ゼミの先生ともたくさん相談して出願1か月前に何とかテーマを決められました。志望理由書は学校でも指導を受けました。色々な視点で指導してもらうのは良いですが、混乱するので最後は自分が書きたいように書きました。面接は学校で1人の先生に10回、塾で2人の先生方に1回ずつ見ていただきました。
後輩へのアドバイス
高校1・2年生の間は、一般選抜の基礎を作ったうえで、興味のあるテーマの新書や専門書を読んだり、シンポジウムやボランティアに参加したりしてみるのがよいと思います。また勇気を出して現場で働く人に電話やメールでお話を聞くと、問題意識を更新でき、推薦入試対策というだけでなく本当に勉強になると思います。また私は高校3年生になって活動報告書に書くことが無い、と焦りました。確かに実績は多くて困ることはありません。しかし、華々しい功績がなくても、自分の経験から得た気づきや学びが今にどうつながっているか、を伝える表現力がより大切だと思います。
東京外国語大 国際社会 国際社会(中東地域/トルコ語) 学校推薦型選抜
- 資料提供者自己平均値:4.3
- 提出書類(志望理由書、活動報告書)、論文(当日)、面接
論文
- 時間
- 90分
- 文字数
- 2000字
- 出題形式
- 文章・資料読解型
- 文章・資料の内容
- 課題図書だった『オーウェル評論集』から出題。
- 設問の内容
- 植民地支配において、支配者、被支配者に働く力とはなにか。評論文を踏まえて説明しなさい。また、それに対するあなたの考えを書きなさい(あわせて2000字)。
面接
- 時間
- 20分
- 形式
- 個人
- 面接官
- 3人
- 会話
- 日本語
- 内容
- 志望理由。
- 課題図書について。
- オーウェルがビルマに警官として赴任していた頃の歴史背景は?
- 課題図書の内容と自分の知っている他の歴史的事象を関連させて説明してください。
- 今まで読んだ本。
- トルコ人の友達がいるというだけで中東やトルコ語とこれから付き合っていくモチベーションにつながるか。
- トルコ以外に興味がある地域は?
- 最後にアピールしたいことがあればどうぞ。
対策など
受けようと決めたのは高校3年生の夏、成績が出てからです。高校2年生の時1年間留学をしたこと、そこでトルコ人の子と同じ家にステイし、交流を深めたことがアピールポイントになりました。
小論文は9月頃から毎週課題図書の内容にしぼって対策をしてもらいました。面接そのものの練習をしたのは1・2回ですが、何を聞かれても慌てないよう中東地域に関する本をたくさん読みました。
当日は、特に想定外のことはありませんでした。小論文の試験会場に時計がないことだけ、少し気になりました。
面接室は志望専攻地域ごとに振り分けられるので、ほぼ必ず地域の教授が面接官になります。細かい部分の説明を求められます。一方で、100%の説明を求められているというよりは、その地域に対する関心の度合いや、教授に提示された新しい知識に対する反応をみているようでした。