青山学院大学自己推薦入試
青山学院大 文 英米文 自己推薦
- 資料提供者自己平均値:4.0
- 出願時の外国語検定スコア:IELTS 7.0/CEFR C1
- 提出書類(志望理由書、外国語検定スコア)、論文(当日)、面接
論文
- 時間
- 60分
- 文字数
- 制限なし
- 出題形式
- 文章・資料読解型
面接
- 時間
- 7分
- 形式
- 個人
- 面接官
- 2人
- 会話
- 日本語・英語
- 内容
- 大学で学んだことを活かして、将来はどのような仕事に就きたいですか。
- Where do you think you can find racial discrimination in Japan?
- Do you have any questions?
面接はコミュニケーションを重視しているような感じだったので、できる限り質問にすぐ答えられるようにする方が良いと思いました(特に英語)。
自己推薦書
グローバル化が進んでいる現在、共生社会をつくりあげる上で解決しなければならない大きな問題の一つに人種差別がある。小学生の頃に通っていたインターナショナルスクールや高校1年生の夏に行ったアメリカへの短期留学での経験を通して、共生社会をつくる上で人種差別をなくすことが鍵となるということを学んだ。人種によって差別をするという行為は、人々が教育をうけていく過程でうまれるステレオタイプに縛られたりすることによって行われる。私は、どのような文学が、そしてそのどの部分が人々の差別意識に影響を与え、また、その意識を変えることができるのかに興味を持ち、共生社会をつくることに貢献する上で文学の面からのアプローチをしたいと思った。特に、現在でもあらゆる人種が集まっているゆえに人種差別が社会問題となっているアメリカの文学に焦点をあてて研究をしたい。(以下略)
推薦入試の受験動機
もともと一般選抜のみでの受験を考えていましたが、11月に青山学院大学(MARCHの中では第一志望でした)の合格を確保しておくことができたら、残りの数カ月は早稲田大学と慶應大学の対策に全振りできると思い受けました。また、一般選抜の加点で有利になるよう、たまたま4月にIELTSを受けていたため、それを他に活用できる入試がないかを探していた時に青山学院大学の英米文学科の自己推薦入試を見つけたので受けることにしました。
受験を決心した時期
7、8月あたりです。
学校内外での活動等
ある程度学校内外での活動はしていました。具体的には、アメリカへの短期留学(2週間)、オンラインでできるボランティア活動(切手やいらなくなったものを回収して貧しい国に送ってくださる団体にそれらを送るなど)、部活(吹奏楽部)でコンクールに出て賞をとったり、指揮者をやったり、パートリーダーを務めたりしました。
具体的に行った対策
二次試験の対策は特にしませんでした。
後輩へのアドバイス
英文は読みやすかったので、いかに時間内に情報を整理して質の良いEssayと小論文が書けるかが大事だと思います。色々なことを解答に書こうとすると絶対に時間が足りなくなるので、時間配分に気を付けて試験に臨むべきです。
青山学院大 文 英米文 自己推薦
- 資料提供者自己平均値:3.5
- 出願時の外国語検定スコア:英検1級
- 提出書類(志望理由書、外国語検定スコア)、論文(当日)、面接
論文
- 時間
- 60分
- 文字数
- 制限なし
- 出題形式
- 文章・資料読解型
面接
- 時間
- 5分
- 形式
- 個人
- 面接官
- 2人
- 会話
- 日本語・英語
- 内容
- 英語でも日本語でもいいので自己紹介をしてください。
- 本校に進学したいということですが、ここでどういうことを学びたいですか?
- イメージでいいのでどういう風に(またはどういうことを)学びたいですか?
- I see that you lived in Maryland. Did you get any discrimination there?
それから、青山学院大学のインターナショナルプログラムの良さを紹介してくれて終わった。
今まで受験した先輩方の体験談に書いてあったようにフレンドリーで話しやすかった。途中で、先生が「面接の時間が短いのは合否に関係なくどんどんと面接をやらなければいけないのでそこは気にしないで欲しい」と説明してくれた。コロナの関係で割と先生たちとの距離があった。先生たちは提出した志望理由書と調査票を見て質問をしている感じがした。
推薦入試の受験動機
私は同じ学校の先輩に受験のことを色々相談していた時に、英語が得意なら青山学院大学の英米文学部の自己推薦入試はお薦めだよ、と言われ、高校3年生の初めに受験をしようと決めました。
後輩へのアドバイス
小学校高学年でアメリカから帰国しましたが、英語を忘れないよう自分なりに努力はしました。本格的に受験勉強を始める高校3年生直前まで、私は洋書をずっと読んでいましたし、洋楽を聞いたり、洋画を観たりと常に英語に触れていたように思います。英語の資格は英検1級を取得していましたが、英検準1級でも十分に受かると思います。この自己推薦の対策は1、2週間前からでも大丈夫だとお茶ゼミの先生に言われていたので、試験の直前に過去5年分の試験問題を頂き、2年分だけ解いて、残りの年度の分は目を通してトピックに対してどういうことを書くかだけを考えました。面接の対策はしっかりやった方がいいよと学校の先輩から言われていたので、前年度の先輩の受験体験談などを参考にしながら色々な質問を予想したりして対策しました(実際同じ質問をされたので対策しておいて良かったです)。この入学試験は一次審査の志望理由書がとても大事だと聞いていたので、夏休み8月からはお茶ゼミの先生と話し合いながら自分の志望理由を固め、下書きを始めました。本番当日は、試験時間はたっぷりあるのであまり焦る必要はないかなと思います。面接の先生方もとてもやさしく数分で面接は終わりました。年内にひとつGMARCHが受かっていることは本当に精神安定に繋がったので、今振り返ると受験しておいて本当によかったと思います。
青山学院大 文 比較芸術 自己推薦
- 資料提供者自己平均値:4.8
- 提出書類(入学志望動機、理由書)、論文(当日)、面接
論文
- 時間
- 90分
- 文字数
- 制限なし
- 出題形式
- テーマ型
- テーマ
-
「Ⅰ美術」「Ⅱ音楽」「Ⅲ映像演劇」の三分野の問題からひとつを選び、解答する。
- 「Ⅰ美術」
- 絵画作品が八つ、タイトルや作者名の記載なしに掲載されているのでそこからひとつ選び、作品名を記述した上で自由に論じる。
- 「Ⅱ音楽」
- 楽譜が四つ、タイトルや作曲家の記載なしに掲載されているのでそこからひとつ選び、その楽曲に関して知る限りのことを自由に論じる。
- 「Ⅲ映像演劇」
- 設問が三問あり、その中から一問を選び論述する。
面接
- 時間
- 10分
- 形式
- 個人
- 面接官
- 4人
- 会話
- 日本語
- 内容
- 志望理由を改めてあなたの口から説明したうえで、自己推薦入試を選んだ理由も説明してください。
- 今日の小論文試験の自己採点はどうですか。
- 「エリザベート」(志望動機から)以外に学んできたことはありますか。
- ミュージカルが多いですね。他に何か学んできた芸術はありますか。例えばシェイクスピアのような古典作品とか。
- 今後のあなたの課題は、ミュージカル以外の芸術にも触れることですね。最後になにかアピールしたいことはありますか。
推薦入試の受験動機
夏前にお茶ゼミ√+の夏期講習の申し込みをする際、推薦対策の講座があることを知り、自己推薦入試での入試を本格的に考え始めました。比較芸術学科の自己推薦入試など専願に指定されている入試形態は、受験する際はじっくり考えることおすすめします。私は普段のお茶ゼミ√+の授業でお世話になっていた先生に相談しました。自分一人で考えていると煮詰まってきたりするので、誰かに説明することで自分の頭を整理して、入試形態を決めるべきだと思います。推薦型選抜は一般選抜よりも早く結果が出る分、普段の勉強に加えてやることが増えます。他にも、自己推薦入試の結果待ちをしながら一般選抜に向けた勉強をしていくモチベーションを保つのに苦労しました。
後輩へのアドバイス
比較芸術学科の入試において、付け焼刃の知識を書くことは、一次二次を問わずおすすめできません。自分が何かひとつ、この分野についてならいくらでも語れる!というもので勝負して、それ以外のことを面接で聞かれたら、正直に「まだ詳しく知らないので大学で学びたいと考えています」と言った方がいいと私は思います。入試のためだけに新しく取り入れた知識で文章を書いても、面接で詳しく語れないと、ばれてしまいます。緊張で頭が真っ白になっても自然とペラペラ口から出てくるくらい馴染んだ知識で書くことをおすすめします。例えば私の場合は、ミュージカル以外の芸術は詳しくないので、まだ勉強不足であることをはっきり伝え、古典から結びつけてミュージカルの話をしました。これは実際、オープンキャンパスで開催されていた現役の学生の方に入試相談を出来るコーナーで、自己推薦入試で比較芸術学科に入った方からいただいたアドバイスでもあります。その方は、わからないことを聞かれたら取り繕わず、わからないと伝えた上で自分の得意分野でアピールするといいよ、とおっしゃっていました。