高2生 講座紹介 理科・歴史
講座の特徴<理科>
難関理工系・医歯薬系入試に確実に通用する力を築く
高2の春からの学習で確実な基礎力の獲得を目指す
お茶の水ゼミナールでは理科講座として、高2の春から物理・化学講座を開講し、生物は高2秋から開講します。東大・東工大をはじめとする難関国公立大はもちろん、私立ならば早大・慶大・各医科大では理科2科目による受験が必須です。また、私大薬学部では受験科目として必ず化学が必要となります。したがって、これらの難関理系大学に現役で合格するには外国語・数学とともに理科もバランス良く学習することがきわめて重要なのです。
この観点から、お茶の水ゼミナールでは高2の春から物理・化学の講座を開講し、難関理系大学合格に対応できる実力を養成していきます。「高2物理トップレベル」では、物理法則について理解を深め、物理学の基本的な考え方を身につけることで、最難関大入試に対応できる力をつけていきます。「高2化学トップレベル」では、原理を確認しつつ、各分野の関連を意識したカリキュラムにより、最難関大学入試において必要な思考力、応用問題への対応力を身につけていきます。
「高2物理」では、大学入試問題出題範囲のほぼ全分野(力学・電磁気・波動)を一通り学習し、入試物理に必要なエッセンスを速習します。「高2化学」は、化学基礎のみならず、入試化学における重要な要素を効果的に速習できるよう、体系的講義を行います。これらの講座は週1回80分の授業で難関理系大学への現役合格のための土台を高2の1年間で着実に築くことを目的としています。
授業は2つのレベル構成。自分の力に合ったクラス分けで実力養成
お茶ゼミの物理・化学は2つのレベルに分けられています。現在の皆さんの力に応じて受講してください。
レベル | 講座名 | 対象・授業の概要 | 授業時間 |
---|---|---|---|
難関 | 物理 トップレベル |
東大・京大・国公立医学部を目指す高2生のための講座です。微分積分を使うことを厭わず,物理 学の根幹となる考え方までアプローチします。講義と問題演習を通して、難関大で出題される問題に対応できる基礎力を身につけます。 | 120分 |
化学 トップレベル |
東大をはじめとした最難関大の現役合格を目指す高2生のための講座です(理論化学は一通り既習であることが望ましい講座となります)。一つ一つの事項をできる限り、その原理にさかのぼって解説し、最難関大入試化学で必要な思考力を身に付けていきます。 | 120分 | |
標準〜難関 | 物理 | 難関大学への現役合格を目指す高2生のための講座です。知識ゼロから重要分野の基礎をマスターしていきます。物理の本質を理解することはもちろん、「どのように考えていけば問題が解けるか」ということにもこだわります。 | 80分 |
化学 | 難関大学への現役合格を目指す高2生のための講座です。化学の重要分野をゼロから丁寧に学ぶことによって、いかなる難問にも高2化学対応し得る論理的な化学の思考を身に付けていきます。 | 80分 |
大学入試では暗記量ではなく思考力が問われる
お茶の水ゼミナールの理科講座では、難関大現役合格に通じる本質的な実力、つまり“思考力”の構築を最重視すると同時に必要十分量の知識を得られるカリキュラムを構成しています。高2の段階で基礎を確実に固めるとともに、本物の思考力をじっくりと鍛えることで、いかなる難問にも確実に対応できるようになります。
講座の特徴 <歴史>
高2・高3の2年計画で難関大学を迎え撃つ
高2の春から日本史・世界史が開講。高2で歴史の大きな流れを確実に掴む
お茶の水ゼミナールの歴史は、高2から日本史と世界史を設置して、高2・高3の2年計画で新テストにおいて求められる力および難関大学合格に必要な力を身に付けます。
日本史・世界史とも週1回120分の授業で、高2では、日本史・世界史の膨大な量の知識の整理のために、まず「歴史の概略=流れを掴(つか)む」ことに全力を注ぎます。地歴公民は用語を覚えればなんとかなると思っている人も多いでしょうが、決してそんなことはありません。知識や用語を機械的に手当たり次第に記憶するという作業は現役合格という観点からは非常に効率が悪い上に、複雑な正誤判定問題や論述問題を課す難関大学の入試には太刀打ちできません。そのため、お茶の水ゼミナールの高2講座では、「知識」よりも「歴史の流れや意義を掴む」ことに専念します。これにより、歴史の大きな見方ができるようになるとともに、高3で入試レベルの通史を学習する際に、より深い知識の獲得も容易になります。
授業ではサブノート形式のオリジナル教材を使用し、講義中心の授業スタイルをとります。また、Weeklyテストを毎回実施し、授業で扱った知識の確実な理解・定着を図ります。
週1回120分の講義+Weeklyテストで、日本史・世界史が最強の得点源となることを約束します。
講座詳細
いかなる入試問題にも対応できる物理学の考え方を身につける物理トップレベル
- 講座レベル:難関レベル
- 授業時間:120分(途中休憩あり)
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
東大・京大・国公立医学部などの最難関大を目指す高2生。次年度、物理S東大に在籍したい高2生。
数学ⅡBの微積分・ベクトルを履修済みであることが望ましい。
授業内容
●物理学の本質的な考え方を身につける
最難関大学の入試では、見慣れないテーマが出題されます。これに対処するために必要なことは、問題集を何冊こなして何問の解法を暗記した、という経験ではなく、物理の基本的な考え方が応用できる力です。まずは、高2生の段階で、あらゆる場面で同じように適用できる、物事のベース(=基礎)となる考え方を身につけましょう。
●高校物理の重要分野を網羅。高3物理選抜クラスへとつながる講座。
力学・電磁気学・波動・熱力学と高校物理の重要事項を年内に一通り学習します。1・2月は、高3物理S東大への接続として、力学の応用の考え方に触れていきます。
期 | 授業内容 | |
---|---|---|
前期 | 3月 | 力学 |
4月 | ||
5月 | ||
6月 | 力学・熱力学 | |
7月 | ||
夏期講習 | ||
後期 | 9月 | 波動 |
10月 | ||
11月 | 電磁気学 | |
12月 | ||
冬期講習 | ||
後期 | 1月 | 力学発展 |
2月 |
※3月は①のみ(4回)の開講となります。
高2で物理の基盤を作りあげる物理
- 講座レベル:標準〜難関レベル
- 授業時間:80分
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
難関大の現役合格を目指す高2生。
*初学者でもついていけます。
授業内容
●知識ゼロから重要分野の基礎をマスターする
この講座では学校で未習の内容でもゼロから説明していきますので心配いりません。
高2の春からスタートし、1年間で物理のほぼ全分野(力学・電磁気・波動)を学習します。しっかり高2から準備することで難関大現役合格を目指しましょう。授業では、物理の本質を理解することを目指すのはもちろんのこと、「どのように考えていけば問題が解けるか」ということにもこだわります。問題に対する取り組み方を明示し、授業中にも演習時間を取り入れ、さらに毎週行われるWeeklyテストで基本が定着していることも確認できます。また、物理のほぼ全範囲を高2のうちから先取りできるので学校の授業も理解しやすくなり、定期テストでの高得点も期待できます。
●高2からのスタートで難関大へ。高3物理選抜クラスへの登竜門
前期では物理の中で最も重要な分野である力学を、後期は電磁気(交流分野を除く全範囲)と波動を学習します。高2の段階で基礎力の定着を目指します。そして、高3での入試問題演習につなげ,試験本番で合格点が取れるまで実践力を養っていきます。
期 | 授業内容 | |
---|---|---|
前期 | 3月 | 等加速度直線運動、運動のグラフ、放物運動 |
4月 | 等加速度直線運動、運動のグラフ,相対速度と速度の合成、放物運動、力のつりあい | |
5月 | 剛体のつりあい・重心、運動方程式 | |
6月 | 仕事と運動エネルギー、力学的エネルギー保存則、運動量と力積、衝突問題 | |
7月 | 力学まとめ | |
夏期講習 | ||
後期 | 9月 | 波の性質、波の干渉、弦・気柱の振動 |
10月 | ドップラー効果、光の反射・屈折,レンズ、光の干渉 | |
11月 | 電場と電位、コンデンサー、コンデンサー回路 | |
12月 | 電流と抵抗、電流計・電圧計・非線形抵抗、RC回路 | |
冬期講習 | ||
後期 | 1月 | 電流と磁場、荷電粒子の運動、電磁誘導 |
2月 | 電磁誘導、総合演習 |
※3月は①のみ(4回)の開講となります
高3で物理を伸ばすための基礎を4か月で一気に定着させる物理速習
- 講座レベル:基礎~標準レベル
- 授業時間:80分
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
第1志望校の現役合格を目指す高2生。
授業内容
●力学をテーマに物理の考え方の基礎を身につける
力学を扱いながら、有名大学に現役合格するための物理の学習基盤を作るための講座です。お茶ゼミでは難関大現役合格を叶えるためのカリキュラムが組まれています。3年生の前半で物理の全単元の標準レベルの学力を身につけ、3年生の後半で飛躍的に学力を伸ばしていかなくてはなりません。その前段階としての秋スタート講座は実力を伸ばすために必要な基礎力・学習感を皆さんに与えていきます。この秋スタート講座は、第一志望校合格の第一歩となります。
●難関大現役合格のカギは「早期対策」と出来る「自信」
現役で理系の難関大に合格する生徒たちは、理科を高2から早期に対策を始めています。英語・数学の学習の後に理科の学習があるのではなく、英語・数学と並行して理科を学習していくことが難関大現役合格の鍵です。授業では、基礎・標準の問題を通じて、物理が「出来るようになる科目」であると実感してもらいます。高2生のうちに毎週のWeeklyテストで高得点が取れるようになることで、1週間ごとに知識が定着するサイクルを確立しましょう。そして、その「自信」をもって、3年生での学習に繋げていきましょう。
★「物理」と並行受講することで、高3の3月に学習する波動と合わせて物理のほぼすべての分野を学習することができます。
月 | 分野 | 授業内容 |
---|---|---|
11月 | 力学 | 加速度・速度・変位 力のつりあい・運動方程式 |
12月 | 力学 | 運動方程式 力学的エネルギーと仕事 |
冬期講習 | ||
1月 | 力学 | 力積と運動量、衝突 |
2月 | 力学 | 慣性力・円運動 |
高2段階で最難関大入試における思考の基盤をつくる化学トップレベル
- 講座レベル:難関レベル
- 授業時間:120分(途中休憩あり)
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
東大・京大・国公立医学部などの最難関大の現役合格を目指し、化学を入試において武器にしたい高2生。理論化学は一通り既習であることが望ましい講座です。
授業内容
●最難関大入試化学で必要な思考力を身につける
東大・京大・国公立医学部二次試験では、基本的な知識を利用して、初見の問題を解く思考力が高いレベルで求められます。授業ではこうした問題に対応するために、一つ一つの事項をできる限り、その原理にさかのぼって解説するとともに、実際の最難関大で出題されている問題にもふれていきます。
●各分野の関連を意識したカリキュラム
基本的に理論化学が一通り既習である方が対象となるこの講座では、3・4月に有機化学の基礎を扱い、5月から始まる理論化学で,他分野との関連も意識した授業を行います。このように化学を学習することで,化学の考え方が身につけやすくなり、またより深く化学を理解し、最難関大入試でよく出題される応用問題への対応力が身につきます。
●現役生でも優位に合格できるための戦略を構築
高2段階で、難関大といわれる入試問題に積極的に触れ、演習していくことで,高3開始段階で、浪人生を超える実力を身につけてもらいます。Weeklyテストでは少々難し目の問題にも所見で挑んでもらい、解答力を養成します。
期 | 分野 | 授業内容 | |
---|---|---|---|
前期 | 3月 | 有機 | 脂肪族 |
4月 | 芳香族 | ||
5月 | 理論 | 結合の分類 | |
6月 | 物質量・酸と塩基 | ||
7月 | 酸化還元 | ||
夏期講習 | |||
後期 | 9月 | 理論 | 気体・溶液 |
10月 | 反応速度・化学平衡 | ||
11月 | 有機 | 天然高分子 | |
12月 | 合成高分子 | ||
冬期講習 | |||
後期 | 1月 | 無機 | 非金属元素 |
2月 | 金属元素 |
※3月期は①のみ(4回)の開講となります。
入試化学の根幹となる基礎知識・基礎理論を徹底理解化学
- 講座レベル:標準〜難関レベル
- 授業時間:80分
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
難関大の現役合格を目指す高2生。
*初学者でもついていけます。
授業内容
●化学基礎・化学を通してゼロから丁寧に理解する
化学を得点源として難関理系大学へ現役合格を達成するためには、入試化学の根幹となる基礎知識・基礎理論の完全理解が絶対条件となります。この講座では、入試化学で本質的に必要とされる知識の定着と思考力の構築を図ることを目標に、理論・無機について、基礎的な要素別の入試問題を基にしたオリジナル問題を用いて講義・演習を行い、効率的に実戦力アップを図ります。高校3年生となる3月の講座まで加えると有機化学までの学習を一通り終えられるので、万全の体勢で4月を迎えられます。
ゼロから丁寧にスタートし、お茶ゼミ独自の学習サイクル【講義→演習→復習→Weeklyテスト】を繰り返します。年間を通して受講すれば、予想以上の実力アップが期待されるはずです。
●本物の化学的思考力を養い、効果的に高3へつなげる
この講座では、時間的猶予のある高2の段階から無理のないペースで暗記に頼らない本格的な化学の思考力を養い、難関大受験へ向けた確実な準備を行っていきます。化学の根幹をなす知識・理論についてしっかりと学ぶことによって、いかなる難問にも対応し得る論理的な化学の思考が身につきます。
高3化学講座では、難関大入試に対応し得る実力を短期間で効率的に養うべく、ある程度の基礎力を前提としたハイレベルな講義が展開されます。低学年のうちに基礎力を養成することで他の理系受験生を大きくリードし、効果的に高3へとつなげていきます。
期 | 分野 | 授業内容 | |
---|---|---|---|
前期 | 3月 | 理論 | 原子構造、周期律、化学結合 |
4月 | 物質量と量的関係 | ||
5月 | 溶液の濃度、酸と塩基 | ||
6月 | 酸と塩基、熱化学 | ||
7月 | 熱化学 | ||
夏期講習 | |||
後期 | 9月 | 理論 | 結晶 |
10月 | 気体 | ||
11月 | 蒸気圧 | ||
12月 | 溶液 | ||
冬期講習 | |||
後期 | 1月 | 無機 | 金属 |
2月 | 非金属 |
※3月期は①のみ(4回)の開講となります。
高3で化学を伸ばすための基礎を4か月で一気に定着させる化学速習
- 講座レベル:基礎~標準レベル
- 授業時間:80分
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
第1志望校の現役合格を目指す高2生。
授業内容
●入試化学の中核となる理論化学を基礎から丁寧に理解
11・12月に[化学基礎]の主要分野を、冬期講習以降に[化学]の理論化学主要分野を扱います。いずれのテーマも、高2の段階で理解しておくべき基礎的な理論について、知識を全く有していない前提で解説し、演習を通じて定着を図ります。学校によって進度が異なり、テーマによって未習・既習の差が生じることが予想されますが、未習であっても全く問題はありません。難関大合格を目指すならば、入試化学の根幹となる基礎知識・基礎理論の完全理解が絶対条件となります。
●難関大現役合格のカギは「早期対策」と出来る「自信」
英語・数学の学習の後に理科の学習があるのではなく、英語・数学と並行して理科を早期から学習していくことが難関大現役合格の鍵です。授業では、基礎・標準の問題を通じて、化学が「出来るようになる科目」であると実感してもらいます。高2生のうちに毎週のWeeklyテストで高得点が取れるようになることで、1週間ごとに知識が定着するサイクルを確立しましょう。そして、その「自信」をもって、3年生での学習に繋げていきましょう。
★入試で[化学基礎]のみ必要な場合(共通テストで[化学基礎]を選択する文系志望者等)は、11・12月のみの受講も可能です。
★無機化学を先取り受講したい人は、1・2月に「高2化学」を受講することをおすすめします。
月 | 授業内容 |
---|---|
11月 | [化学基礎] (化学量・酸塩基・酸化還元) |
12月 | |
冬期講習(熱、電池電気分解) | |
1月 | [化学] (物質の状態、速度・平衡) |
2月 |
●11・12 月は「化学基礎」の内容を扱います。
年々難化する理系生物を早期に対策難関大生物
- 講座レベル:標準~難関レベル
- 授業時間:120分
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
第1志望校の現役合格を目指す高2生。
授業内容
●難化する理系生物を制覇するためには
生物は、「学校で学ぶこと」と「入試問題を解くために必要なこと」とのギャップが大きな科目といえるでしょう。本講座は、いたずらに知識をたたき込むだけの講義ではなく、入試問題を解くための必要最低限の知識と考え方、そして問題を解く方法を習得することを重視しています。そして少人数であることを活かし、講義中の発問などによって入試生物に必須といえる考察力を養成します。入試とのギャップを早くから意識し、実戦力を身につけていくことができます。「考察力」を本講座で鍛え、早期に入試に対応できる力を身につけましょう。
●理系生物の主要テーマ「代謝」と「分子生物学」を先取り
秋スタでは、恒常性、代謝、分子生物学といった入試の頻出分野を学習します。これらの分野は、難しい考察問題が多く出題されることから、高3生になってから取り組むと、入試問題が解けるようになるのに苦労しているのが現状です。これらの分野について高2生のうちに入試レベルの内容に触れることにより、受験生になったときに、さらに高度な内容を学習するための土台を予め作っておくことができるのが本講座の最大のメリットです。
月 | 授業内容 |
---|---|
11月 | 細胞・タンパク質と酵素・細胞膜の性質・体細胞分裂 |
12月 | 恒常性(自律神経系とホルモン) |
冬期講習(免疫) | |
1月 | 代謝(呼吸と光合成) |
2月 | 分子生物学(遺伝情報の発現) |
最速カリキュラムで受験日本史を得点源にする日本史S(GTZ S1〜S3)
- 講座レベル:難関レベル
- 授業時間:120分(途中休憩あり)
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
東大・一橋大や早稲田大・慶應義塾大など難関大学の現役合格を目指す高2生。
授業内容
●新テストで求められる思考力・分析力を養う
江戸時代の寺子屋では、“読み書き算盤は必須の教養”として民衆の幅広い支持を得ました。寺子屋での学習姿勢は時代を超えた現代でも共通する部分が多いと思います。歴史事象を正しく理解し、与えられた史料や表・グラフなどを正しく読解し分析する。これが今後の入試において求められていることです。1年を通じて、「分析する・思考する」ことに徹底的にこだわっていきます。授業は通史の形で、前期には原始時代から織豊政権までを、後期には近世中期から現代(第一次安倍政権)までをじっくり学習します。時代の概念から入り、各時代を、論理的に、流れを重視しながら講義し、高3でさらなる高みを目指すための骨組みを構築します。
●授業は、難関大学で求められる必須事項を中心に講義
授業は、政治史・外交史・社会経済史など各分野を多面的な視点で学習し、2年後の本番で高得点が取れるよう組み立ててあります。歴史のエピソード、代表的な史・資料・グラフなども取り上げていき、「理解する」ことにこだわり、「歴史の本質」に迫っていきます。また、新テストも含め、実際の入試問題の出題傾向も講義のなかに織り交ぜていくので、自然と難関大学の入試傾向も把握することができます。さらに、復習教材としてMaster Training、Weeklyテストに加え、12月末と2月末には2期ごとの到達度テストを実施して、知識力や理解度の確認を行い、確実に力が身に付くようにしていきます。2次試験で地歴が2科目課される東大志望者や外国語の基礎力が十分である難関私大志望者が他の受験生に先んじて日本史を学習するうえでの最適な講座です。
期 | 授業内容 | |
---|---|---|
前期 | 3月 | 文化の黎明〜律令国家体制の成立 |
4月 | 奈良時代の政治〜荘園公領制の成立 | |
5月 | 院政開始〜執権政治の確立 | |
6月 | 元寇〜室町幕府の衰退 | |
7月 | 戦国大名の登場〜織豊政権 | |
夏期講習(江戸幕府の成立〜享保の改革) | ||
後期 | 9月 | 田沼時代〜江戸幕府の滅亡 |
10月 | 明治政府の成立〜自由民権運動 | |
11月 | 大日本帝国憲法〜産業革命 | |
12月 | 桂園時代〜金融恐慌 | |
冬期講習(満州事変〜アジア・太平洋戦争) | ||
後期 | 1月 | 占領下の日本〜高度経済成長 |
2月 | 高度経済成長の終焉〜現代の日本 |
※3月期は①のみ(4回)の開講となります。
政治史を中心に日本史の流れを構造的に理解する入門クラス日本史速習
- 講座レベル:基礎~難関レベル
- 授業時間:80分
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
現役合格を目指し、これから本格的に日本史を学習しようと思っている高2生。
授業内容
●4ヶ月間で日本史全体の概略をつかむ
高2の「日本史速習」では、旧石器時代から第2次世界大戦までを扱い、「政治史中心」・「基本的知識重視」をコンセプトに授業を展開していきます。秋スタの4ヶ月間で扱った内容をベースにして、高3の授業で更なる知識を身につけ、体系的理解につなげていきましょう。
●オリジナルのWeeklyテストで知識の定着をはかる
「日本史速習」では幅広い範囲を毎回の授業で扱うことになり、当然、知識の抜け・漏れが生じるはずです。その抜け・漏れは毎週の授業冒頭で実施されるWeeklyテストでカバーしていきます。日本史は予習よりも復習が圧倒的に大切な科目になるので、Weeklyテストを利用して復習のリズムを確立していきましょう。4ヶ月という期間で得た知識は必ず他の受験生と差をつけることにつながるはずです。
月 | 授業内容 |
---|---|
11月 | 原始・古代:原始時代、ヤマト政権成立~動揺、律令国家の建設・完成・動揺、平安時代の政治(摂関・院政) |
12月 | 中世:武士の成長~鎌倉幕府の成立、鎌倉幕府と執権政治の展開、建武新政・室町幕府の確立と動揺、室町幕府の衰退と戦国時代 |
冬期講習 近世:幕藩体制の成立~動揺 | |
1月 | 近・現代:開国と貿易の開始、幕末の政争と明治維新、自由民権運動と立憲体制の成立、帝国議会・日清戦争・政党の伸張 |
2月 | 近・現代:日露戦争と桂園時代、第一次世界大戦と政党政治、政党政治の苦悩と満州事変、軍国主義日本と日中・太平洋戦争、戦後史概説 |
難関大合格に必要な受験世界史の下地をつくる世界史S(GTZ S1〜S3)
- 講座レベル:難関レベル
- 授業時間:120分(途中休憩あり)
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
東大・一橋大や早稲田大・慶應義塾大など難関大学の現役合格をめざす高2生。
授業内容
●高2からのスタートで高卒生と互角以上の力を身につける
大学受験で扱う世界史の情報量は膨大です。それ故、難関大学に対応できる質を維持したうえで、受験本番までに間に合うペースで全範囲を網羅する量を保つのは独力では難しく、高卒生と比較して世界史は主要科目(外国語・数学・国語)以上に点差が開く科目でもあります。そこで本講座では、全国の受験生が世界史対策に本腰を入れる前に、秋まで(10月まで)には先史・古代オリエント史から1800年頃までの通史を、秋以降(11月以降)は19世紀から第二次世界大戦後までを扱うことで、受験世界史の大部分を概観して難関大学現役合格に備えます。
●論理的な「考察」をベースに、受験に耐え得る「知識」を身につける
受験世界史で出題される膨大な用語を機械的に手当たり次第に記憶するという作業は効率が悪い上に、複雑な正誤判定問題や論述問題を課す難関大学の入試には太刀打ちできません。従ってまず、歴史事項の因果関係や歴史的意義の考察に重点を置き、ここで培われる考察力を基礎として知識量を増やしていきます。この「考察」と「知識」の両輪を高2生のうちから鍛えることで、高卒生に対しても互角以上に戦える力を身につけます。二次試験で地歴が2科目課される東大志望者や外国語の基礎力が十分である難関私大志望者が他の受験生に先んじて世界史を学習するうえでの最適な講座です。
期 | 授業内容 | |
---|---|---|
前期 | 3月 | 先史、古代オリエント、古代ギリシア |
4月 | 古代ローマ、黄河文明〜前漢 | |
5月 | 後漢〜唐、東南アジア(〜10世紀)、イスラーム史(〜13世紀) | |
6月 | 宋〜元、東南アジア(11〜13世紀)、中世ヨーロッパ(〜11世紀) | |
7月 | 中世ヨーロッパ(12世紀〜) | |
夏期講習(近世ヨーロッパ) | ||
後期 | 9月 | 明・清(〜18世紀)、イスラーム史(14〜18世紀) |
10月 | アメリカ独立革命、産業革命、フランス革命とナポレオン | |
11月 | 19世紀の欧米史(〜1870年代) | |
12月 | 19世紀の西アジア・インド・東南アジア、中国史(19世紀〜中華民国の成立) | |
冬期講習(帝国主義〜第一次世界大戦・ロシア革命) | ||
後期 | 1月 | 戦間期の欧米とアジア |
2月 | 第二次世界大戦・戦後史 |
※3月期は①のみ(4回)の開講となります。
受験世界史の最頻出分野である西洋近現代史の要点を4ヶ月で概観する入門クラス世界史速習
- 講座レベル:基礎~難関レベル
- 授業時間:80分
- 設置校舎:
- 選抜資格:不要
対象
現役合格を目指し、これから本格的に日本史を学習しようと思っている高2生。
授業内容
●受験世界史の「中核」を80分で効率よく整理
世界史という教科は世界各地の数千年にわたる足跡を扱うため、興味深く学習できる一方で、膨大な情報量が受験生泣かせでもあります。「世界史速習」は世界史を受験科目として選択し、適切な学習法を身につけたいと考えている皆さんを対象とした入門講座として、最頻出分野である19世紀から第二次世界大戦までの西洋近現代史のうち、高2生の段階で押さえておくべきポイントを厳選して学習します。
●未習者やブランクがある人も大歓迎。4ヶ月で学習の下地を形成
「世界史速習」は週1回・各回80分といった無理のない分量であるため、世界史に苦手意識をもっている人だけでなく国際系や外国語系など世界史の知識を前提とした学部を志望しているにも関わらず学校のカリキュラム上、高2で世界史の授業が実施されないため受験科目にすることをためらっている人にもおすすめできる講座です。4ヶ月の学習で身につけた西洋史の知識と世界史に対する興味・自信を核とし、高3で扱う東洋史を含めた全時代・全地域の理解を深めて1年半で難関大の入試問題に耐え得る学力の構築を目指します。
月 | 授業内容 |
---|---|
11月 | 絶対王政の形成、フランス革命、 ナポレオン時代、ウィーン体制、 イギリスの自由主義改革 |
12月 | 19世紀のヨーロッパ諸国(フランス・イタリア・ドイツ・ロシア) |
冬期講習 帝国主義(1870年代~20世紀初頭) | |
1月 | 第一次世界大戦、ヴェルサイユ・ワシントン体制、戦間期の欧米 |
2月 | 世界恐慌、枢軸・人民戦線の形成、第二次世界大戦 |