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指導理念

お茶ゼミで伸び続ける、その理由

お茶の水ゼミナールが開校以来43年の間、「人」が「人」を教えることにこだわり続けている理由。それは、双方向の対話から生まれる授業こそが、最も成績を上げるやり方だと確信しているからだ。
講師は生徒に向き合い、その生徒のための授業をするので、全く「同じ」授業は一度として起こりえない。生徒は観客ではなく、誰もが一緒に授業を作り上げる名優。クラスの他の仲間のやり取りですら、心に刺激を与える。
だから、授業でしっかりと理解できる。そして、授業の中で使えるようになる。
仕上げは翌週の授業の「Weeklyテスト」で、身につけたことの再現をするという学習サイクルを繰り返し、いつしか生徒は合格というドラマを毎年「同じ」ように実現していく。

~あるお茶の水ゼミナール国語講師の体験より~
「入試の当日まで、現役生は伸びる」その理由

いよいよ入試本番を迎えようという1月の終わり、高校3年生の全授業が終了します。その時が来ても、まだ心配な生徒がいました。その生徒は、毎回と言っていいほど間違えてはならない問題に不安を残し、解説を聞いても冴えない表情のまま終わってしまうような生徒でした。

もし1人でも冴えない表情をしていれば、それを見逃さずわかるように切り口を変えてみたり、より深く丁寧に説明したりと、きちんと理解できるようにあらゆる手を尽くすのがお茶ゼミ講師です。それでも授業時間は限られていますので、その日の授業内で完璧な理解を得られなければ、積極的に質問に来るよう生徒に促します。だからこそ、高校3年生最後の授業の日、こう伝えました。特にその生徒に向けて。「授業は今日で終わるけれど、明日が入試本番の日ではないんだ。特に現代文は暗記科目ではないから、入試の前日までに理解できれば、今までできなかったことは全て挽回できるんだよ。本番では見違えるように解けて、答えが光って見えたりするよ。だから諦めるな。先生は、入試前日まで質問を待っているから」

高3生の授業がない2月のある夜、その生徒は校舎を訪ねてきました。第一志望校の試験時間まで、あと十数時間前のことです。驚いて「どうしたの? 」と聞くと、「先生、入試の前日までに諦めずに質問に来いと言いましたよね。」と答えるのです。生徒はおもむろに鞄から1年分のテキストを出して机の上に積み上げました。その姿に唖然とするとともに、この生徒の想いにきちんと向き合わねばという思いに駆られました。一問一問解説していきます。すると突然「あーっ!わかった!!」と誰もいない夜の教室で大きな声が響き渡りました。

そこからは堰を切ったように、生徒が自分で問題を解説し始めました。授業の再現かと思うほどで、それはさながらヘレン・ケラーが初めて言葉を覚えた奇跡のシーンのようです。夜も遅かったので、興奮冷めやらぬ生徒を落ち着かせ「君はこれで現代文を理解した。あとはこのままの状態で明日の試験に挑むこと」と諭し、その夜は家に帰しました。

その後、その生徒はもちろん第一志望の大学に現役で合格しました。それだけでなく、大学時代はなんと塾講師のアルバイトで国語を教えたというのです。

授業はもちろん、授業以外の時間も、そして入試の前日まで面倒を見るのがお茶ゼミ。そんなDNAが講師の中に受け継がれ、これからも多くの生徒の夢を実現することでしょう。1人でも多くの生徒の笑顔を見るために、お茶ゼミ講師は今日も生徒と向き合います。

お茶ゼミは、夢をあきらめさせない

「人」が「人」を教えるお茶の水ゼミナールの理念は、講師が教える授業だけにとどまらない。
校舎のスタッフは生徒の夢をかなえるため、一人ひとりの担任として生徒を支えている。適切な進路・学習習慣指導により、学習法で迷わせないことがやりがいだ。
受験において最も信頼度の高い「進研模試」と、長年生徒を見てきたという「経験」を武器に。今日も校舎からは生徒からの「面談お願いします!」という元気な声が聞こえてくる。

~あるお茶の水ゼミナールスタッフの体験より~
夢を、あきらめさせない

その生徒に初めて会ったのはお茶ゼミの説明会でした。その親子ひと組だけでしたので、その生徒に特化した話をしようと思い、「今日はどんなことを聞きたいですか?」と聞いてみたのです。お母様が生徒に「言ってみたら?」と声をかけました。生徒はしばらく迷った後、「理系を諦めようと思う」と言いました。

状況を色々聞いてみると、将来やりたいことは研究。数学が苦手になってきたことが諦める理由でした。現在の学習法を確認したところ、いわゆる暗記型でその場しのぎ。また、受験生にも関わらず学習時間が少ない。諦めるかどうかを検討する以上にやることがあることを伝えたのですが、生徒の顔はあまりぱっとしません。ここで帰せば生徒には何も残らない、何も解決してあげられないと思い、できることがないか必死で考えました。そこで、理系の現役大学生サポーターを急遽連れて来て、大学の話をしてもらうことにしました。受験生の頃のこと、大学生活のこと、楽しいこと、大変なこと、色々な話をしてもらいました。

少しづつ生徒も心を開き、考えていることを言ってくれるようになり、こちらの話にも耳を傾けてくれるようになりました。最後に保護者から「こちらのことばかりですみません」と言われたので、「これがお茶ゼミです」と話し、その日は終えました。その後、その生徒はお茶ゼミに入会し、受験も満足のいく結果で終えることができました。

卒業のとき、お母様から「家から近い校舎もあった。でも、あなたがいる校舎に行かせたかった」「あの子はあなたに出会ったときに人生が変わったと思う」と言っていただけました。もしかしたらこの生徒は理系を諦め、将来を捨ててしまっていたかもしれない。目の前の生徒のために何ができるのかを考え、実践する大切さを強く感じた出来事として、強く心に残っています。

お茶ゼミが現役生をよく知っている理由

最初にベネッセグループに加わった予備校。それが、お茶の水ゼミナール。
生徒と生徒が通う学校での学習と生活を最も大事に考えているベネッセコーポレーションと、日本で最初の現役生専門予備校であり、学校との相乗効果で成績を伸ばすお茶の水ゼミナール。生徒の進路実現をサポートするために協力し合うのは、必然だったのかもしれない。
以降、お茶の水ゼミナールではベネッセコーポレーションと共に、常に入試改革をリードする教育メソッドを開発する一方、日本全国の学校へ向けた支援も実施。
生徒が一日の大半を過ごす学校を最もよく知る予備校であり、常にカリキュラムや指導に反映して現役生への価値を高め続ける。そんな自負が、お茶の水ゼミナールにはある。

~ベネッセと連携した学校支援の事例より~
お茶の水ゼミナールが、現役生と学校のことをよく知る理由

進研模試の実施

低学年から全国採択率No.1のアセスメントである進研模試を、お茶ゼミではベネッセグループの予備校として実施しています。学校と共通の物差しで、的確な進路指導を行うことができます。

進研模試解説授業&映像授業

進研模試については、受けたあとに成績を伸ばすためのサポートまで、お茶ゼミは支援しています。校舎での進研模試解説授業や、進研模試デジタルサービスでの映像授業など、模試を利用した学習について、お茶ゼミ講師の右に出るものはいません。

Classi映像講義

全国の約1400もの学校で導入されている、生徒の学習支援プラットフォームであるClassi。その目玉コンテンツの一つである学習動画にも、お茶ゼミ講師が出演しています。教科書内容から入試レベルまで。今日も日本全国の生徒が、学校の指導のもと、お茶ゼミ講師による授業で成績を伸ばしています。

※「Classi」はClassi株式会社が提供するサービスとなります。

学校コンサルタント事業

お茶ゼミではベネッセと共同で、学校指導におけるコンサルタントも行っています。東京都では2010~2016年度(2013年度を除く)で授業を診断し、改善に向けた提言を行っているほか、沖縄県の進学力向上に向けても同様の事業を行っているという実績があります。

センター試験チャレンジ

センター試験と同日に低学年生に向けて本番同様の会場・問題でセンター試験に挑戦してもらう学習支援イベントが、お茶ゼミのセンター試験チャレンジです。毎年多くの学校に参加いただき、数千人にものぼる生徒が受験。その結果を学校にフィードバックすることで、学校指導に役立てていただいています。

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