1.基準
評定平均値:4.0以上、英4.6以上、資料提供者自己平均値:4.9
その他の条件:TOEICのスコア500以上or英検2級以上or国連英検C級以上or独検3級以上or仏検2級以上orTOEFL(Paper-Based450以上orComputer-Based133以上)
2.試験の種類…学科試験(ジャーナリズムに関する問題・漢字の読み・四字熟語)、論文(当日)、面接、その他(事前にレポートあり)
《学科試験》
科目 出題内容 時間
ジャーナリズムに関する
基礎知識 ・論文「戦後60年」について思うところを書く
・ジャーナリズムに関する問題
・漢字の読み・四字熟語 90分
(「論文」と合わせて)
《論文》
時間:90分、文字数:1000字
テーマ:
「戦後60年」について思うところを書く
戦後60年とは、1945年に戦争が終結してから60年が経過したということである。私たちが今生きている時代が「戦後」であることに変わりはしないが、「戦後60年」という言葉を、人間が用いることから何がわかるだろうか。
それは、人間が時間に敏感な生物だということである。戦争が終わってからの60年という時間の流れを重視し、その中で、人間は過去を踏まえた上で未来へと進んできたのである。このように、人間は歴史的存在であることがわかる。
人間は戦後60年という言葉を踏まえた上で時間を過ごすことができたかを確認するために、今を生きる人々と共有する。「戦後60年になるが、私たちは今までもう二度と戦争を起こさないための行動をとることができたのか、そしてこれから何が出来るのか」というように用いることで、歴史を重視し、今を生きる人々とのつながりも重視している。このように私たち人間は、歴史的存在かつ社会的存在であることが、戦後60年という言葉からわかる。
3.その他、アドバイス等
レポートは最近の時事問題から1つ自分で調べるものを決めて、報道のあり方に対する意見も含め2000字以内で仕上げる。私は夏休み中に一度レポートを作成したが、2学期の論文のスポット授業を通して、テーマを変えて、先生に添削してもらいながら完成させた。茶ゼミで2人、学校で2人の先生に添削してもらった。
自己推薦書はレポート作成にだいたい目処がついてきた頃に書き始めた(10月)。これも4人の先生に添削してもらった。
どちらも時間をかけて取組んだ方が良いものができると思うので、夏休みぐらいから準備を始めるのがベストだと思う。
学科試験対策→論文は10月からお茶ゼミの論文の授業をとって練習した。最初は全然書けなかったけど、練習するうちに書けるようになるので、なるべくたくさん書くといいと思う。時事問題対策は、毎日新聞をじっくり読むことが一番いいのかもしれないけど、受験勉強もあって大変だと思うので、就活用の時事ネタ用語集を勉強するといいと思う(実際に用語集でチェックしていたものが出題された)。あと、土曜日夜6時のNHKの週刊子どもニュースは、時事問題の解説がとてもわかりやすい。自分が受験する年の流行語大賞をチェックすることもオススメ(私が受けた試験では出題された)。そして、一番の決め手は評定だと思う。高校生活での頑張りが重要!!!
1.基準
"評定平均値:4.0以上、資料提供者自己平均値:4.5
その他の条件:英語は評定平均値が4.6以上、英検2級以上など外国語検定試験の基準を満たす者 "
2.試験の種類…学科試験(ジャーナリズムに関する基礎的試問、小論文を含む)、論文(提出、当日)、面接
《学科試験》
科目
ジャーナリズムに関する
基礎的試問 小論文、時事用語の説明、四字熟語、漢字の読み 90分
《論文》
時間:学科試験含めて90分、文字数:1000字
テーマ:
「戦後60年」というテーマであなたの思うところを述べなさい
私は日中韓関係について次の構成で書きました。
小泉首相の靖国神社への参拝→中韓の非難→メディアが暴動を起こしている場面を流す(メディアが各国のわだかまりを大きくしている)→実際はそんな人ばかりではない→事実日本でも韓国の食べ物を取り入れたりと韓国文化になじんできている→国同士 の大きな規模での解決は今すぐにはムリそうだ→個人レベルでも良い
あらかじめ提出するレポート課題は「最近の時事問題で関心をもったものを1つ選び、報道のあり方も含め、自分の意見を述べなさい」というものでした。(2000字程度)
私は『教育にみる階層社会化』というテーマで書きました。
3.その他、アドバイス等
時事問題→TOB、小泉チルドレン、シーア派、ポッドキャスティング、SNS、エスニックメディアなど
漢字の読み→坩堝、嚆矢、硯学など。 四字熟語→竜頭蛇尾、羊頭狗肉、千載一遇など。
とにかく新聞は毎日読んだほうがいいです。また今の社会について触れてある新書を読むことも小論を書いたりする上で大変役に立ちます。願書は7月頃のオープンキャンパスで手に入れておくと、レポートの課題に取り組むことが早くできます。
時事問題については「知恵蔵」「現代用語の基礎知識」など情報量が豊富なのでオススメです。漢字の読みや四字熟語は市販の就職試験用のものを利用しました。『漢璧』も使いました(実際当日の試験問題にズバリ漢璧で学習したものがでました)。
英語の評定平均値は4.6とかなり高めなので、日頃のテストもきちんとこなさないと他の基準に達していても、出願できなくなるので気をつけて下さい。
10月頃からは推薦の勉強ばかりしていたので、一般の勉強が塾以外ではできませんでした。夏休みの間にある程度まで一般の勉強を終えていないと、推薦の結果発表が終わってからスパートをかけても難しくなってくると思います。どっちつかずにならないよう計画した方がいいです。