総合・学校推薦型選抜対策
大学入学者の約5割は推薦入試(年内入試)!
文部科学省によると、国公私立大入学者に占める推薦入試(年内入試)合格者の割合は5割に迫る勢いであり、私立大に限ればすでに5割を超えています。いわゆる難関大学も募集枠の拡大に力を入れ、慶應義塾大学は総合政策学部・環境情報学部でAO入試の定員を増員し、早稲田大学も、推薦入試による入学者の割合を現行の4割から6割にまで段階的に引き上げると発表しています。国立大学協会も推薦入試募集人員の全体に占める割合について、従来の3割までから5割まで許容するとしています。つまり、推薦入試は、一般入試とならんで、行きたい大学に合格するための一つの重要な機会になりつつあるということなのです。
推薦入試(年内入試)の種類と特徴
- 総合型選抜(旧「AO入試」)
- 「大学が欲しい学生を選抜する」入試。学業成績はもちろんのこと、それ以上に、「その大学・学部で学びたい」意欲とその意欲を証明する実績が重視される。そうした意欲と実績を大学に強くアピールし、自己推薦推薦する必要がある。
- 学校推薦型選抜公募制
- 大学ごとの出願資格を満たして、高校から推薦書をもらえれば誰でも受験可能。評定平均値に基準があることが多いが、大学によっては、それ以外にも総合型選抜並みの意欲と実績が必要な場合も多い。
- 学校推薦型選抜指定校制
- 応募できる受験生の出身校が大学からあらかじめ指定されている。高校内の推薦が獲得できれば合格率はほぼ100%である。基本的には評定平均重視であるが、高校によってはそれ以外の要素が加味される場合もある。
「学力」よりもワンランク上の大学へ!
推薦入試(とりわけ総合型選抜と公募制)合格者からよく聞かれるのが、「一般入試なら受からない大学でした」という言葉です。学力を軸とした一般入試と違い、学力が評価基準の一つでしかないのがその特徴です。模試偏差値上では合格困難な大学に、総合型選抜や公募制で合格する現役生は年々増えています。「わたしこそ○○大学・学部で学ぶにふさわしい人材だ」と証明できると思う人はチャレンジしてみませんか。
お茶ゼミ√+卒業生の推薦入試(総合型選抜と公募制推薦)合格者のアンケートの一部を特別に公開
気になる疑問点にお答えします!
- 総合・学校推薦型選抜では、どういう人が合格するんですか!?
- その大学・学部にふさわしい資質と志望理由と論述力をもった人です!!
大学・学部・入試方式によって千差万別ですが、一般的には「その大学・学部に入学したいと思ったのはなぜか?」「そのために今まで何をしてきたのか?」「入学後はどのような研究をし、将来それをどう役立てたいのか?」といった、過去から未来にかけて何か一貫したものを持った高校生が合格します。さらに、これを正確に大人に伝える論述・表現力があれば、より確実です。(お茶ゼミ√+論文・推薦科講師 中村公博)
お茶ゼミ√+論文・推薦講座主任 現役高校生の推薦入試、慶應義塾大学を中心とする小論文指導に携わって約20年になる。「推薦入試で提出する書類は、“あなたの書類”ではなく、“あなた自身”である」ということをモットーに、生徒の志望理由書などの批評・添削、ならびに一人一人の推薦合格に向けた対策方針の立案を行っている。
- 渋谷校のお茶ゼミ√+難関推薦講座はどのような授業をするんですか?
- 自発性を重視し、書類作成も、小論文も、面接対策もall-in-oneで行います。
渋谷校に設置する「√+難関推薦all-in-one」講座では、自発性、対話、協働を重視します。受講生に何か強いるのではなく、各自の「これをやりたい!」を応援します。それを対話を通して、明確な言葉や実現可能なビジョンに編み上げていきます。そして受講生同士の協働で、仲間とお互いを高めあい、全員合格を目指します。all-in-oneの名の通り、事前提出書類も、小論文も、面接対策もすべて同一時間内で行いますので、最も効率よく対策することができます。なお、慶應義塾のFIT入試やSFC・AO入試志望者には別途「慶應プレミアム」という個別指導の講座を用意しています。(お茶ゼミ√+論文・推薦科講師 工藤雄大)
早稲田大学政治経済学部の旧AO入試に合格した自身の経験をもとに、お茶ゼミ√+渋谷校を中心に難関大推薦入試の指導に携わっている。社会科学系の総合型・公募制入試指導に強く、過去の実績が豊富でない生徒でも、生徒と対話し、重要なポイントを引き出しながら、推薦合格力を向上させ、論述に反映させていく指導力によって、慶應法学部FIT入試などの難関推薦入試の合格に導いた例は数多い。
- 東京本校のお茶ゼミ√+推薦講座はどのような授業をするんですか?
- 書く力を重視し、書類作成も、小論文も、面接対策もall-in-oneで行います。
東京本校に設置する「√+推薦all-in-one」講座では、女子大、中堅大から医歯薬看護系、そして難関大まですべての大学を対象にしますが、一貫して重視するのは「書く力」です。志望理由書の核となる各自の将来のビジョンは、いかに立派なものであっても、明確な文章にしなければ大学に伝わりません。そこでビジョンの説得力はもちろん、それが正確に表現できるように指導していきます。小論文も、面接対策も、all-in-oneの名の通り、すべて同一時間内で行います。(お茶ゼミ√+論文・推薦科講師 鹿又賢司)
小論文指導の長い経験をもとに、お茶ゼミ√+東京本校を中心に推薦指導に携わっている。中堅大学から難関大学、そして医歯薬看護系まで圧倒的な守備範囲の広さを誇る。書く力を養成することで推薦合格力を向上させる指導力は抜きんでている。「再」(「書き直し」の意味)のマークを答案に書かれて、書き直す作業を繰り返して合格した生徒は数多い。